2023/05/07〜05/08プレイ
※18禁ゲームの感想なのでジャンルに興味ない方及び18歳未満は閲覧禁止
※ネタバレあります
遊ぶきっかけ
某ゲームを遊んでいてとあるキャラにドはまりしたものの「これだ!!」というCPを見出すことができず、しかしながら受けている姿は見たいな…と悩み抜いた末、これはもうBLゲーム遊んで、BLとはなんぞやということを思い出さないといけないなと思ったので、BLゲームを遊ぶことにした。
私のBLゲームプレイ歴はというと、昔、PS2で某BLゲーを遊んで「あんまりピンとこないな…」となって以来ほぼ触れてこなかった程度だ。エロ有りという縛りを入れればほぼ初めてということになる。昔某男性向けシューティングエロゲーに一人男性キャラがいたのでそのエロシーンは見たことがあるが、純粋なBLゲーを遊ぶのは初めてだ。
私はプレイヤーに甘い言葉を囁く系のコンテンツに対する耐性がほぼなく、某ゲームの指輪会話ですらめちゃくちゃ笑ってしまうのでそもそも恋愛ゲームに向いていないのではと躊躇う気持ちもあった。だが主人公が攻めなら甘く囁かれることもそうないだろうと考え、主人公総攻めという縛りでゲームを探した。あと単純に主人公総受けがあまり得意ではないということもある。
やはり総受けが主流なようで、主人公総攻めBLゲームはなかなか見つからなかった。受け攻め選択式のリバゲーもあるようだ。
そういえば昔、某眼鏡なBLゲームのコミック(それも主人公攻めルートのものだった)は見たことがある。選択式も一瞬候補に入れようか迷ったが、「共通ルートで主人公受けっぽい描写から逃れることはできない」「攻めルートしか遊べないとなるとフルコンプ不可能」と気づいたのでやめた。やっぱり遊ぶからにはギャラリー埋めたいし。
そんなこんなで探していたら、私の好みに合いそうなブランドを見つけることができた。主人公総攻めで3本もBLゲーを出してる!すごい!
しかもDL版がGW期間中は半額になっている!!これは全部買うしかないのでは??
そうして、ちょっと悩んでからクーポンを使って3本とも購入した。
そんなわけでGW最終日からタイトルにあるゲーム、通称ノーサンを遊び始めた。他2本とどれから遊ぶか迷ったが、無難に発売順にプレイすることにした。
全体的な感想
システム面だが、ノベルゲーとしての機能として欲しいものは揃っていて、サクサクプレイすることができた。個人的に驚いたのは、前の選択肢に戻れる機能があることだ。うっかりセーブし忘れていても戻れるのは助かる。基本的に選択肢ごとにセーブデータを残す派なので。
既読スキップも本当に読んだ部分だけ既読になるため、後から未読部分の回収がしやすくて助かった。
2周目以降では主人公の考えていることが分かる文章が細かく追加されるのだが、これは既読スキップがきちんと機能していないと辛かっただろうなと思う。この追加文章と既読スキップの噛み合ってる具合が、本当に助かったし嬉しかった。
周回を進めるごとに、主人公が考えていることが分かっていくのはノベルゲーを遊んでいる!という感じでとても良かった。ノベルゲーのこういうところが本当に好き。
各キャラ視点シーンの追加も良かったが、あれはどちらかというとサービスシーンが主軸か。
少し気になったのは既読スキップの速度がもう少し早ければよかったくらいだ。とはいえ遅すぎるというほどでもないので、しいてあげるなら程度の話だ。
また、BGVは私のプレイスタイルに合っていてとても良かった。攻めのボイスと受けの喘ぎ声が同時に流れるのいいな。
私はとにかくストーリーの先を知りたいがために、初見時は文章を読んだらボイスを待たずに即クリックしてしまうのだが、今作はクリックしても(受けの喘ぎ声台詞ボイスを飛ばしても)エロいシーンで喘ぎ声が流れるのでエロいシーンを見ているぞ!という感覚が強く楽しめた。
エロいシーンといえば、今作はかなりエロいシーンが多くてよかったです。長いのではなくシーン数が多く満足感がありました。
体毛オンオフ機能はオンにしたままなので特に言うことはないのだが、かなりがっつり体毛があるので苦手な人にとっては良い機能だと思った。私はあるものを無くすタイプの機能は基本的に使わないのでオフにするつもりは購入時点からなかったが、割と本格的に(?)毛が生えているので、体毛については好みが分かれると感じた。BLゲーでア●ル周りの毛はかなりマニアックな気がする。
スチルだけでなくシーンごとに見返す機能もあり、またバッドエンド分岐も分かりやすいし、BLゲームとして欲しい機能と考えずに済む簡単なプレイ感のおかげでサクサク遊ぶことができた。
個別ルート感想
博之ルート
まずはじめに攻略したのはひろしからだった。
本当は気になっていたおっさんから攻略しようかとも思ったのだが、おっさんルートはどうも真相ルートっぽいのでさすがに初めに遊ぶのはなあと思ったので、無難にひろしから攻略した。
ひろしは良いやつなのだがサブキャラがことごとくこのルートではほぼ救われないところが、このゲームのドライさを象徴しているなと感じた。みんな良い感じになるのかなと思ったので、その点に関しては少しびっくりした。
主人公のハルと年齢的にも近いし、毛もそんなにだし、ひろしは最初に遊んでおいてよかった。
童貞臭いひろしとのやり取りは面白かった。
だからこそ最後のこれで個人ルート終わりなの!?という驚きは強かった。
浩一ルート
キャラ紹介から気になっていたおっさんルート。
元々気になっていたこともあるが、おっさんがガチで異性愛者のおっさんで感動を覚えた。ひろしは挿入までさほどかからなかったのに、おっさんに挿入するのには回数を重ねないといけなかったのが良かった。
ことあるごとにハルがおっさんのことをかわいいと言うので、おっさんはかわいいなあという気持ちになってくる。
おっさんの「自分が主人公から性的対象として見られているなんて思ってもいない」ところが、結婚歴ありのおっさんらしくとても良かった。
エロシーンはかなりいちゃ度高めだが、おっさんの喘ぎ声は控えめでそこもまた良かった。
だからこそ、ルート最後のエロシーンにはかなり度肝を抜かれた。
まさか女性向けBLゲームで個別ルート最後のエロシーンが無理矢理キ●セクとは思わなかった……。かなりハードで少しビビりました。でも二回目以降はエロくていいなと思いながら見たので、このシーンには感謝しています。
おっさんバッドエンドで、とんでもない目にあってるおっさんの描写がエグくてすごいなーと思いました。スチルが出てくるかなと思って少しドキドキしましたがそんなことはなかった。少し見たかった気もするが、文章だけでもかなりエグいので見たら後悔しそう。
琉ルート
ひろしルートでは救われなかったサブキャラの人たちがこのルートで救われてくれてよかった。
あとエッチなシーンでことあるごとに眼鏡オンオフの選択肢出てくるのがちょっと面白かった。眼鏡外すかそのままかはめちゃくちゃ重要だからかとても手厚い。
ひろしと琉はストーリーの流れ的に続けて遊ぶべきだったなと少しだけ反省した。
マキルート
自分でもびっくりなのだが、マキちゃんルートが一番商業BLっぽさを感じ、BLゲーを遊んでいるな!!という実感があった。
私が思う商業っぽさというのは、「裏社会もの」「必ずしもラブの感情から身体の関係を持つわけではない」「攻めと受けがバチバチに戦う」といったところなので、これに当てはまっているマキちゃんルートにそう感じるは自然なことなのかもしれない。なんというか商業のBL!!!という満足感がマキちゃんルートは大きかったです。マキちゃんの見た目は一般的なBLの受けからは外れているけれども。
ハルがマキちゃんには振り回されているのが、他3人のルートとは違っていて面白かった。マキちゃんルートはハルの内面を掘り下げるルートでもあり、その点において唯一無二で新鮮さがあった。
マキちゃんも体毛は濃い目だがそこまで毛!!!!!という印象は受けなかった。やっぱりおっさんの毛が心に残る。おっさんは剃毛プレイもあるからだろうけれど。
マキちゃんルートが一番ハルとの未来に希望を感じた。
マキちゃん強いし、おっさんはどうしてもバッドエンドのエグい目にあってる印象が強すぎる。
あとマキちゃんは受けだけど女性を抱いている情報がかなり出てくるので、その点も商業BLを感じました。
サブキャラ
東條の兄貴の設定が一番BLを感じました。こういう攻略対象にならない周囲にいる男キャラがそういう目に遭っている設定が一番BLしているなと思う。
成宮がすごく好みだったので攻略できないのが残念だった。設定資料集読んだら、そりゃ攻略できないわなと思ったけど。
でも友情エンドみたいな感じで成宮エンドも欲しかったな。ある意味琉ルートのハルが死ぬエンドがそうともいえるか…?
まとめ
初エロ有BLゲームだったがとても楽しかった!
ハルが段々好きになっていくタイプの主人公で面白かったな。
当初の目的であるBLとはなんぞやという点については、よく分からないままだった。なぜならこのゲームはBLゲームだがラブが圧倒的に薄く、そもそもボーイズなのかも怪しいからだ。
面白かったからいいけど。
シナリオ100%埋めた後、速攻で公式通販で設定資料集とイラスト集を買ってしまった。
まだまだ読み込めていないので、これから読み込んでいくのが楽しみだ。細かいところまで設定作り込んであるので読んでいてとても楽しい。
BLとはなんぞやという点については不明なままだったが、しばらく凝り固まっていたBL感みたいなものが、このゲームを遊んだことによって、そういえばこういうのもアリなんだなーと思えたのは大きな収穫だった。
同じブランドの他2作品も購入済みなので、今から遊ぶのが楽しみだ。