映画館でAKIRAを見た話

2020/12/05鑑賞

家でケーブルテレビで流れていたものを鑑賞したことはあるが、劇場ではまだ見たことがなかったAKIRAがドルビーシネマで上映されるということだったので、映画館で鑑賞してきた。
以前IMAXで上映していたときも見たいな〜とは思っていたものの鑑賞せずじまいだったため、この機を逃したら二度とチャンスはないかもしれない!と思い、上映することを知った後、即座に同行者に連絡を取り予約を取った。

ドルビーシネマで鑑賞するのは、この作品が2作品目になる。

IMAXレーザーは数え切れないほど鑑賞しに行っているが、同じ追加料金を払うスクリーンなのにドルビーシネマはまだ数えるほどしか鑑賞できていない。
なぜなら、私がドルビーシネマの良さに気づいたのが割と最近のことだからだ。

IMAXだと普通のスクリーンでは見切れる部分を見ることができるため、IMAXカメラで撮影された作品は基本的にIMAXで見るようにしているのだが、ドルビーシネマはそういったことはないので追加料金を支払うまでの魅力を感じられずにいた。
見る物は同じなのだから、追加料金を支払ってまでドルビーシネマで見る気持ちがなかなか起こらなかった。

しかし以前他にスクリーンがなかったことからドルビーシネマで鑑賞した際、その音の良さに魅了された。
座席自体は普通のスクリーンとさほど変わらないように感じるのに、映画への没入感が段違いだったのだ。
特に最初に見たのがドルビーアトモス対応のキャッツ(ミュージカル映画)だったということもあるだろう。
これは余談だが、映画版キャッツの評判はすこぶる悪いようだが、マンゴジェリーとランペルティーザの曲が旧版であることだけで見る価値はある。劇団四季も既に海外主流版に曲が変更したため、二人のナンバーをきちんと見ようと思うと映画一択だ。

話が逸れた。

とにかく以前から今後はドルビーシネマで上映される作品もチェックする必要があるなと思っていたところに、今回のAKIRA上映の知らせだったので、見ないという選択肢はなかったのだ。

映画自体の感想に移る。

最初にドルビーシネマの紹介映像が流れるのだが、これがとても良い。音と映像どちらも紹介してくれるため、映画本編に対する期待感を高めてくれる。
特に黒の発色の説明は良かった。
IMAXの紹介映像も好みだが、こちらも非常に好みだった。通ううちに、飽きてしまうのだろうが。

AKIRA自体は既になんども鑑賞しているため、内容については割愛するが、とにかく映像も音も良かった。

黒の発色は、とても良い。
普通のスクリーンであれば真っ黒の場面でもスクリーンから明かりは見えている状態だと思うのだが、ドルビービジョンだと本当に劇場内が真っ暗になる。
これが映画への没入感を高めている大きな要因になっているなと感じた。

また、AKIRAといえばとてつもなく書き込まれた背景等にも目がいくが、映画館の大きなスクリーンで見ることによって、その凄さを改めて感じることとなった。

音も迫力があるので、爆発のシーンだと座席が揺れ、これもまた没入感を高める要因となっていた。
もはや4DXか?というくらい音で振動がくるため、鑑賞というよりも体験といって、過言ではない。
バイクのシーンや、鉄雄が能力を振るう場面など、とても迫力があって体験している!という感じで、とても良かった。
またAKIRAといえば独特なBGMも作品の良さだが、大音量で聞くと、とにかく圧倒された。

自分がネオ東京にいるような気分になるくらい、作品にのめり込んで鑑賞することができたのは、やはりドルビーシネマの力なのだろう。

私が今まで見たことがあるものはリマスター前のものだったので、リマスターで綺麗になっている絵を見られたのも良かった。
根津様の顔色が出てくる度に悪くなるのが面白すぎるなと思った。
やはり4KUHD版は買うべきなのかもしれない。UHD再生機を手に入れてからの話にはなるが。

やはり名作は何度観ても良かった。

AKIRAを見たことがある人・ない人、どんな人もドルビーシネマで見るAKIRAには値段以上の価値があるため、一度は見てみるべきだと思う。
ちなみにこの日は、劇場の半分くらい座席が埋まっているような感じだった。

もし梅田で見る人がいるのであれば、多少見上げる形にはなるが、通路から数列後ろくらいの席を取ると、良いかもしれない。
座席感覚も広く、ゆったりとしていて、見上げる格好になっているというのに、さほど苦に思わなかった。

ちなみにこの日は元々知人のサプライズ誕生日祝いをする予定だったため、午前中にAKIRA鑑賞をねじ込む形になったのだが、AKIRAからのサプライズは落差が激しすぎると概ね好評だった(?)
ただ念のため付け加えておくと、この知人はAKIRAを一緒に鑑賞したことがあったため誘いやすかったが、いちおうグロ・暴力のある作品なので、誘う相手は慎重に考えた方が良いだろう。